それぞれ違う!屋根材4種のさまざまな特徴をご紹介

屋根の役割


私たちの生活を守ってくれている屋根には、実は様々な種類があります。形や色だけでなく、材料にもそれぞれ特徴があります。日常生活を送る上で屋根を意識することはあまりないかもしれませんが、家選びやリフォームをする場合は重要!そういったことがない場合でも、屋根材によっては塗装が必要なお家があるかもしれません。屋根材についてご紹介しますが、まずは屋根の役割について確認してみましょう。

屋根の役割

危険から守ってくれる

もし自分の家に屋根がなかったら…と想像してみてください。雨や風が吹き込んでしまいますよね。このように、屋根には強い雨や風、あられなどの天候から私たちを守る役割があります。また、天候だけでなく、地震や台風、火事などの被害を防ぐ効果もあります。

デザインで印象UP

家の中にいると意識しないかもしれませんが、屋根のデザインは家全体の外観に影響します。風景を統一するため、京都の景観政策によって屋根の形状や色が定められているように、屋根はデザイン面においても重要な要素です。

それぞれの屋根材の特徴

粘土系

粘土系の屋根材は、古くから日本で使われてきました。釉薬瓦や無釉瓦などの種類がありますが、共通した特徴としては断熱性が高いです。江戸時代には火事の防止のため瓦ぶき屋根が推奨され、明治時代にかけて普及しました。また、耐久性・遮音性に優れている上、塗装の必要がほとんどありません。デメリットとしては、重量が重いこと。家自体の耐震性が求められます。

スレート系

スレートは天然スレートと化粧スレートに分かれており、化粧スレートが主流です。化粧スレートは、セメント成分に繊維素材を混ぜた薄い板状のものです。屋根材の中でも一番普及率が高いので、多くの業者で施工を行うことができます。耐火性や断熱性に優れていますが、耐久性や防水性はそこまで高くありません。また、塗装メンテナンスが必要です。

セメント系

セメントと砂を混ぜ合わせてつくられたものを、セメント瓦といいます。耐火性と遮音性に優れ、デザインも豊富です。耐久性の寿命は30年程度といわれていますが、塗装によって延命できます。デメリットとしては、粘土系ほどではないですが重量があるため、家の耐震性が求められるという点です。また、屋根塗装でメンテナンスをしないと水を吸ってしまい、雨漏りなどに繋がります。

金属系

金属系の屋根材は、チタンやトタン、ステンレスなど、さまざまな種類があります。その中でも一番メジャーなのはガルバリウム鋼板。耐火性・耐久性が高いだけでなく、非常に軽いので耐震性があります。デメリットとしては、断熱性と防音性が弱いこと。また、10~15年で塗装が必要になるといわれています。

まとめ

それぞれの屋根材をご紹介しましたが、メンテナンスが必要な屋根が多くあることがわかりましたね。塗装をせずに放置してしまうと、錆びたり雨漏りをしたりする可能性があります。あまりじっくりみることのない屋根だからこそ、気づかないうちにダメージを受けてしまっているかも…。心配な方は、点検を受けてみてはいかがでしょうか。

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注文住宅を相談している家族

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