仕事もライフスタイルも多様性を増した昨今、海外への移住を考える方が大変多くなりました。文化も習慣も違う海外での生活は、日本国内では味わえない魅力がありますよね。

しかしながら、実際に海外への移住を考えた際、気になることや疑問も多くあるかと思います。その中の1つとして、よく聞かれるのが「ペットも一緒に引っ越せるのか」ということ。大切な家族であるペットは、海外へ引越す際も一緒に連れていきたいですよね。

ペットは海外に連れていけるの？

小型犬や猫など、一般的なペットの多くは、航空機に乗せることができます。ただし、航空規定上「手荷物」もしくは「貨物」とみなされるため、人間と同じように航空機に搭乗することは出来ません。

ペットの海外輸送の方法としては、以下の3つがあります。

①手荷物として座席へ持ち込む「ペットインキャビン」
ペットをケージに入れ、座席へ持ち込める「ペットインキャビン」。ペットと離れ離れにならないので、飼い主にとっては最も安心できる方法だと言えますね。ペットインキャビンが可能かどうかは、航空会社や渡航先の国によって異なります。また、航空会社によっては「生後8週間以内のペットは不可」「ケージと合わせた総重量が8kg以内のみ可」「犬、猫のみ可」など、ルールを設けているところもあります。

②機内預け荷物として輸送する「ラゲージ輸送」
スーツケースなど大型の荷物と同様、窓口に預けて輸送してもらうのが「ラゲージ輸送」です。ラゲージ輸送の場合、ペットは飼い主と同じ便の貨物室に積み込まれます。航空会社の中にはペット専用の貨物室を設けているところもあります。そのようなところの場合、人間が搭乗するスペースと同様の室温、気圧が保たれ、またゲージが動かないようしっかり固定して輸送されます。運賃設定は、スーツケースなどの貨物より高額である場合が多いです。

③航空貨物として別便で輸送する「エアカーゴ輸送」
飼い主が搭乗する航空機ではなく、貨物専用便にて輸送する「エアカーゴ輸送」。ペットを航空機で海外に輸送する場合、このエアカーゴ輸送が最も一般的です。国によっては、エアカーゴ輸送以外でのペットの輸送を認めていないところもあります。他の輸送方法に比べ、比較的幅広い種類のペットを送ることができます。

ペットの輸送の可否は、航空会社や渡航先の国によって異なります

ペットなど動物の輸送に関しては、航空会社や渡航先の国ごとに、細かいルールがあります。ペットを海外へ連れていきたいとお考えの方は、引越しの準備を進める前に、必ず連れていけるかどうかを確認しましょう。

合わせて知っておきたいのが、ペットを海外に輸送するには様々な手続きがあるということです。運送申告書などのほか、狂犬病の注射が済んでいることを証明する書類など、多くの書類を準備する必要があります。また、ケージの大きさや種類に関しても細かい規定があります。

このように、ペットを海外に輸送するのは簡単ではありません。こうしたことから、ペットと一緒に引越しをする場合は、引越し代理店のペット引っ越しプランやサービスを利用することが一般的です。ペットと一緒に海外引越しをする際、エコノムーブジャパンという引越し業者はとてもおすすめですよ。こちらの引越し業者は、様々な状況に対し柔軟に対応してくれるので、非常に人気があります。ほかの海外引越し業者に比べ、かなりリーズナブルな価格設定も魅力的です。